社会の役に立つ誰もがワクワクする事業を創る 代表取締役ＣＥＯ 山本 祐二

MESSAGE
代表メッセージ

変わらざるを得ないのなら、
ワクワクする事業に変える

日本の農業は今、高齢化と若手の担い手不足という大きな課題を抱えています。それは「農業従事者のうち60歳以上が8割を占める※」というデータを示せば、誰もが実感できる危機的な状況です。このまま日本の農業は衰退し、輸入に依存する時代が訪れるのか、それともロボットやAIによる自動化がこの危機を救うのか。いずれにしてもこれからの10年で日本の農業に大きな変革が起きることだけは確実と言えそうです。

また、実は農業だけでなく漁業も同様の状況にあります。いえ、むしろ農業の分野は既に多くの人達が日本の農業を救おうと立ち上がり、新たな取り組みが広がっていることを考えると、漁業はより深刻な状況かもしれません。この危機的局面を乗り越えるためには、一次産業が抱えている「過酷・危険・低収入」いわゆる3Kという事業モデルを根底から変える必要があると私たちは考えています。そして、この厳しい状況も当社ではイノベーションを起こす絶好の機会と捉えて「楽しい・新しい・高収入」な事業モデルへと変革し、若い人達がワクワク目を輝かせながらチャレンジしたいと言ってくれる。そんな魅力ある事業を創造し、そして社会へ貢献してゆくことを目指しています。
※2017年農林水産省「農業労働力に関する統計データ」より

農業と漁業を同時に行う
アクアポニックスという循環型の技術

アクアポニックスは魚と植物を同時に行うという全く新しい食料生産モデルです。魚の排泄物を養分として植物を育てるため、水で育てる有機栽培とも言われ、農薬や化学肥料も使わないため、栽培コストを抑えてオーガニックという付加価値を生み出します。また、面白いのは魚に与える餌で植物の味や香りが変化するなど、栽培パターンが無限に存在することです。この未知の領域に対してデータ分析で最適解を探し出し、これらを栽培ビッグデータとしてIoTやAIで制御を行い、知識や経験がない方でも直ぐにアクアポニックスを始められるシステムの提供を目指して開発を急いでいます。これが当社の役割りだと考えております。

アクアポニックスで持続可能な農業を実現し、日本、そして世界へと広げてゆくことを目指して当社は挑戦していきます。

株式会社プラントフォーム
代表取締役ＣＥＯ　山本 祐二